![]() さらばやさしき日々よ |
暗闇の中で膝をかかえ座っているクリン・カシム。
やがて光が差し立ち上がる。 あのOPが蘇る名曲。 リニア・カノンをぶっぱなし、ソルティックやクラブ・ガンナーを撃ち抜く。 しかし、これ政治ゲリラの話だからなぁ〜 再放送は今の時代、絶対無理だなぁ BGM集、CD化してくれないですかね、キングレコードさんは・・・。 このあたりの時代のBGM集に関しては ほんとヤル気が無いっていうか・・・ イデオンも肝心のVol.2は再プレスしないし トライダーをCD化したのにダイオージャはCD化しないし(渡辺宙明ですぞ!) |
![]() need love |
00年に発表された、DEEN4枚目のオリジナルアルバムです。コンセプトはズバリ、「愛」。タイトルの need はDEENのアナグラムでもあり、「バンド名」と「愛」を表題に据えるあたりこの作品に寄せる彼らの並々ならぬ意気込みが感じられます。
収録されているのは愛を歌った12曲。 #1は地球を包むような大きな愛、#2はインスピレーションをくれるファンへの愛、…と12の愛の歌が続々と登場してきます。恋人はもちろんのこと、大切な友人、自己の人生、そして音楽全体へ向けて…、このアルバムが提示する「愛のカタチ」はバリエーション豊かです。 初の全曲自作&セルフプロデュースで臨む音楽面も充実の一言。 70年代ダンスホールに誘う#2、ハードロックの#5.6、オリエンタル調のバラード#7など、既成のDEENを打ち破らんとするハイセンスな快作群に、先行シングル#1.3.11が華を添えます。おもちゃ箱のように自由闊達な「I wish」(96')と、コンセプチュアルな「The DAY」(98')両アルバムを足して2で"割らない"ような出来映え。個人的には最大級の評価を与えたい一作です。 前作より宇津本さん(Dr.)脱退を挟んでいる時期的な事情から、今作には彼の参加曲も数曲収録されています。これまでの彼の貢献は言葉にし尽くせないほど大きなものがあり…、ドラムレスの#12がそんな彼に贈られたDEENからの「愛」と考えるのは曲解でしょうか。 |
![]() 未来の記憶風の行方 (ビーボーイコミックスDX) |
両親を早くになくして祖父祖母に育てられた真面目で実直な
結婚して家庭を築くことを夢見ている教師が ビッチ?でダラしない美形のゲイと付き合う話 BLものっというわりには、人物像がリアルです BL的なやや非現実的な展開が多少あるものの (周りが比較的二人の関係に理解がある) 男同士で恋愛することの難しさや 家庭・子供がが持てない不安や 家族に対する申し訳なさや 周りに言えない・隠さないといけない秘密など 真正面から向き合って書かれています テンポがよくギャク調?だったり、恋愛がメインなのに 重くなりすぎない程度に、丁寧に二人や周りの関わりを描かれている その造形がBLというわりには、やはり現実よりでリアル 特に受けが自分には「家庭も子供も望めないから、お前は女と結婚しろ」という心理が ただ、表面的に取り上げてるんじゃなくて 「幸せそうな家族を見て、羨ましそうにする様子とか見てると、堪らない」 「オレのために何かを諦めて欲しくない」とか すごく相手のためを思ってるのが伝わって切なかった 絵も綺麗で美しくて見やすい でも、あんまりBLぽくはなくて ちょっとオシャレな少女漫画の延長で読んでるような エッチ場面はあるけどサービスシーンというよりも 自然な流れでしている感じがして、色っぽいのにいい意味でいやらしさがないです (う〜ん、それでも結構しっかりしてるのでBLくくりなんですが) ここまでゲイらしい?漫画は鳥人ヒロミ「成層園の灯」以来 萌えやBLという感じではなく、普通に漫画として面白かったです (BLで言うなら、熊?ぽいもさい攻や華奢で美人の受けは苦手だし) 途中途中、悲しいんじゃなくて感動で涙がじんわり出てきました 何度も!! そして、読み終わっても涙がじんわりと・・・・ 素晴らしいです!! ☆5つじゃなくて、☆10あげてもいいと思った 関係ないけどリブレが出す、この太い漫画シリーズ?は今のところ失敗が無いです いい話ばかりが刊行されていて(廃盤になった本が出てるような) どれも読めて嬉しい! |
![]() 風の行方 (ビーボーイコミックス) |
友達がいる、過去に彼女がいた、自宅に祖父母がいる…… そんな中で、異端である同性の恋人と、どうしていくか。 甘い夢だけではいられないことを知っている、大人の恋愛話です。 泥酔しての行きずりだったはずなのに、再会は学校で、 作者入魂の瑛のシャツも要チェック。 |
![]() 風の行方 (ラポートコミックス 新機動戦記ガンダムW パロディ競作集) |
内容は「新起動戦士ガンダムW(ウィング)」のパロディ作品を
16本集めたものとなっている。 アンソロジー作品の再録集だそうだ。 ガンダムのストーリーに忠実に沿ったシリアスな作品では、 詩のようなリズム感ある文章とキャラクターの言葉一つ一つが魅力的で、 たちまち心奪われた。 「原作ストーリーの裏ではこんなやり取りが本当に行われていたのでは?」 と思うほどで、キャラクターを本当に大切になさっているのを感じ取れた。 かと思えば、「とんでもなくTVシリーズを無視してないか?」と作者自身も つっこんでしまうような面白いギャグ漫画もあり、そのほのぼのさに思わず笑ってしまう。 特に「死神くん」シリーズでは作者である真斗さんお得意の2頭身キャラがかわいくておすすめだ。 遊び心満載、けれどガンダムWのシリアスな空気も忘れないこの一冊は、 購入してじっくり読む価値有りと言える。 ただ、出版社ラポートが倒産してしまいこの本が絶版になってしまったことだけは非常に残念だ。 |